【AWS】CodeBuildをVPCに入れる

1. 使用するサービス

(AWS)

  • CodeBuild
  • InternetGateway
  • NatGateway


2.概要

CodeBuild内でRDSに接続する必要がある場合、VPC内に設置する必要があります。今回はCodeBuildのVPC内設置の仕方について説明します。

大まかな図としては以下になります。

whole_architecture
全体図

①Internetgateway
インターネット接続のゲートウェイVPC自体にアタッチする。

②Nat Gateway
プライベートサブネット内の端末からインターネット接続出来るようにする為のゲートウェイ

③CodeBuild
AWSサービスのビルドツールです。

④RDS Proxy
今回はRDSProxy->RDSの形をとっていて、実際にCodeBuildが接続する先はRDSProxyになります。

⑤RDS
接続先のデータベースサービス

3. 実装

前提として、VPCとCodebuild、各種サブネット、RDSProxy RDSは作成済とします。

3-1. InternetGatewayの作成

ネットに落ちている通りに作成して、作成済のVPCにアタッチしておわりです。

3-2. Nat Gatewayの作成

Subnetはパブリックにしたいサブネットを選択します。Elastic IPAllocate Eastic IPで新規作成します。

NATGateway_create
NATGateway作成

3-3. サブネットのルートテーブル作成

サブネットそれぞれでルートテーブルを作成する。
VPCはどちらも作成済のVPCを洗濯します。

RouteTable_create
ルートテーブル作成

3-4. ルートテーブルの編集をする。
作成したルートテーブルをそれぞれ編集します。
下記のRoutesからedit routesを選択します。

route_table_edit
ルートテーブル編集


①パブリックサブネット側

0.0.0.0/0の転送先を作成したInternetGatewayにします。

public_subnet_route_table
パブリックサブネットルートテーブル編集


②プライベートサブネット側

0.0.0.0/0の転送先を作成したNAT Gatewayにします。

private_subnet_route_table_create
プライベートサブネットルートテーブル作成

3-5 ルートテーブルをサブネットに紐付ける

Subnet Associationsを選択し、Edit subnet associationsを開いてサブネット紐付け画面を開き、パブリック、プライベートそれぞれのサブネットに紐付けをします。

3-6. CodeBuildのVPC設定

CodeBuildの画面を開いて、editを選択してドロップダウンを表示し、environmentを選択肢、環境設定画面を開きます。

CodeBuild_setting
CodeBuild環境設定

VPCの蘭があるので、作成済のVPCを選択し、サブネットにはプライベートサブネットを選択、セキュリティグループにはRDSProxyに接続可能なものを選択します。

4. おわりに

以上で、CodeBuildのVPC内設置は完了です。
CodeBuildの環境設定画面にあるValidate VPC Configボタンを押して成功すれば疎通確認完了となります。